2020年4月8日水曜日

NHKワールド CORE KYOTO  収録 第3日

NHK ワールド
海外向けテレビ番組「Core Kyoto」

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/corekyoto/

収録 3日目。


NHK, Japan Broadcasting Corporation's overseas TV program "CORE KYOTO”.
The third day's recording.


自ら作った器を叩き壊すシーン。
『 自分を越えるために壊す 生まれ変わるために継ぐ 』
ガラス呼継(よびつぎ)の哲学となる大きな意味を持つ工程。

「壁」って自分が作ってるんだよね。
壁を壊して、自分も壊せ‼︎

ガラスの割れる音が鋭く心に刺さります。

A scene that smash vessels I made myself.

"I break my own vessels, in order to go beyond myself,
and join the parts together to be reborn.”

This is a process that has a significant meaning that is the philosophy of Glass YOBITSUGI.

"Wall" is made by ourselves.
Break the wall and break ourselves.

The breaking sound of the glass pierces the heart sharply.




そして、アメリカ留学時代に出会い、
30年間乗り続けている ’82 シボレー コルベット に
GoProを付けて、上下左右360°撮影しながらビーチを走る。。。。。

日系人であるラリー シノダ氏がデザインした「アメリカの魂」コルベットは、
留学中は、異文化の中で日本人としてのアイデンティティをきっちり見つめ直すための相棒であり、
今は、時間を超えて愛されるモノづくりのアイコンです。

With a GoPro attached to the '82 Chevrolet Corvette, which has been riding for 30 years since studying in the United States, runs on the beach while shooting 360 ° up, down, left and right. . . . .

"American soul" Corvette was designed by Japanese Larry Shinoda.
While studying in the States, this was a companion to reconsider my identity as a Japanese in a different culture and now is a manufacturing icon that is loved over time.


インタビューでは、日本美術の奥にあるストーリーや哲学について、海外に向けて熱く語りました。

また、これまでの自分とガラスの関わりや、京都の文化や歴史に対する思いも話しています。

どのような編集になるのか、楽しみです。

In the interview, I talked about the story and philosophy behind Japanese art to abroad.
In addition, spoke about the relationship between glass and myself,  and my thoughts on culture and history in Kyoto.
I am looking forward to how the program will be edited.

放送は5月7日、国外のみですが、
「Core Kyoto」のホームページから、
オンデマンドで、日本でもその後1年間いつでも視聴できます。

Broadcast for overseas is on May 7th. 
We can watch it on the website of 'Core Kyoto' on demand even in Japan at any time for one year thereafter.





2020年3月25日水曜日

NHKワールド CORE KYOTO  取材第1日  京都法然院

3月24日
京都法然院 参道はまだ肌寒い。
とはいえ、鹿に食べられて秋に植え替えた紅葉が、たくさんの元気な新芽を出してきた。

猪が、石を蹴散らし苔を剥がしてその下にいるミミズ食べる。
檀信徒さんは剥がされた苔を戻し、毎日落ち葉を掃除し、雑草を取ってくださる。

設置から10ヶ月、
アート空間「つながる」は、皆様のおかげでこの場に在る。

千何百年と続く京都の文化遺産は、このように人々の愛情が繋がって残されているのだと実感。

今日は、NHKワールド「Core Kyoto」の取材。
/https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/corekyoto/

このアート空間は
ビンとしての役割を終え、新たにアート作品に生まれ変わったガラスが
「循環する命とつながっていく宇宙」を表現していることをお話しした。


久しぶりに、法然院 梶田貫主と、いろいろとお話させていただく機会を持つことができた。




未来に繋がるアートの芽を
この場に撒くことができて大変嬉しいのと同時に、
今になって、責任を感じている。




2020年3月20日金曜日

工房にて @NISHINAKA Yukito Glass Studio




ロンドンから戻り、時差ボケのまま制作開始!
房総半島の大きな光の粒を浴びながら。暑いけど気持ちいい!
First glass blowing with jet lag after back from London.
While bathing in the great light of the Boso Peninsula,
it is hot but comfortable.



ガラス原材料を熔解炉に投入し、1300℃で一晩炊き上げた翌朝。
ガラスの状態をチェック。
いい感じに熔けてるぞ!!

Glass materials are put into the melting furnace and heating at 1300℃ overnight.
Checking the condition of the glass next morning.
It is melting nicely.

2020年3月9日月曜日

ロンドンで実感したこと

ロンドン アートフェア COLLECT 2020 での沢山の出会いと気づき。






手技や緻密な細工だけでなく、その奥に存在する深い哲学やストーリーを理解いただければ、
作品にますます興味を持っていただける。

海外展の際に、日本美術に関していつも感じていたことだが、今回、COLLECTへの出品を通して確信した。

金継が400年以上前に生まれた背景
『生死を賭けた侍が、茶碗のヒビに「限りある命」を見出し、あえてヒビを金で強調して修復する、という禅を礎としたSAMURAI SPIRIT』を、
会場で美術好きのお客様(アートコレクターさん)にお話しすると、ガラスの呼継や日本文化に深い関心を寄せられ、大変感激してくださった。



美意識の奥にある哲学を共有できて私自身もとても嬉しい。

オックスフォードの美術館の学芸員さんが来場され、作品を通して話が弾んだ。
金継のヨーロッパでの人気に関して
「受け入れるという精神が評価されている」と話されていた。

以前から私のガラスの呼継について興味を持ってくださっていたケンブリッジの陶芸研究家も会いにきてくれた。
自身の想いや哲学を、ウェブサイト を通して世界中に発信していることを実感。

ロンドンにある外務省所管の日本発信拠点の方も、
作品を知ることは、アートコレクターだけの楽しみではない。
広く一般の方々もガラスの呼継のストーリーに関心を持つだろうと、
ロンドンでのさらなる展開を期待してくれている。


世界最古のオークションハウスの日本美術部門の方とも食事の機会に恵まれた。
目に見える作品の背景にあるストーリーや哲学に共感していただくことが、
アートを選ぶ方にとっての楽しみ方として重要だという話をさせていただいた。


COLLECTでは、ウェブサイトの表紙、会場の案内看板にの私の作品が採用され、誇らしかった。



月が美しい会場のサマセットハウス



ロンドンでは、いろんな方と繋がっていきそうだ。



2020年3月8日日曜日

アートフェア COLLECT 2020 London

現代工芸に特化したアートフェア「COLLECT 2020」
2月27日から3月1日までロンドンで開催されました。

Site のTopPageに拙作 呼継「紅焔」が採用され、嬉しいです。


会場は歴史あるサマセットハウス。
凄く広くて何度も迷子に。。。



ロンドンのギャラリー「Katie Jones Japan」 から呼継を10点を出品。





作品の解説に熱心に耳を傾けてくださる方々。


数年来のコレクターさんとの再会や初リアル対面も。


夜は、さらに荘厳で美しい!







2019年11月29日金曜日

STYLING Luxe

1980〜90年代の東京はパルコ アーバナート、セゾン美術館、日比野克彦、アートが凄く熱かった。

その当時、STYLING International という憧れの雑誌があった。
感動的に美しい誌面だった。

そして今日、STYLING Luxe として
同じ小林和重 編集長の元で復刊された。

官能的な写真で作品を紹介していただいている。
 
このように取り上げていただくのは 素直に嬉しい。










2019年10月18日金曜日

桂林へ


香港で開催のアートフェア FINE ART ASIA
https://nishinaka.com/news.html#FINEARTASIA2019


香港大学美術博物館 藝流不息展 シンポジウム
https://nishinaka.com/news.html#HongKongUniv2

の合間に 桂林へ。

高速鉄道で快適な3時間の旅。

まずは鍾乳洞 蘆笛岩を訪れた。


中国っぽい⁈ライティングに浮かび上がる壮大な洞窟の内に入ると、

想像を絶する時間をかけて生み出され鍾乳石が不思議な造形を見せてくれる。


獅子、観世音菩薩、キノコ、テーブル様々に名付けられた造形たち。

100年間で数cmしか成長しないという鍾乳石が今に至るまでに、
この洞窟の外の世界ではどれだけの時代が移り変わったのだろう?





桂林の定番「漓江下り」


水墨画の世界とはよく言ったものだ !!!


この環境に身を置くと、なぜか心がとても安らぐ。
時間や自分自身をも忘れて、
霧に包まれたこの場の空気に溶けてしまいそうになる。



印象 劉三姐

北京五輪開会式の演出をした中国の映画監督、
張芸謀(チャン イーモー)がプロデュースする雄大な野外演劇。
広西チワン族の地域で伝説とされた人物の劉三姐をテーマに
歌やダンスなどミュージカル仕立てになっている。



水墨画の世界を借景に数百人が出演する新しいパフォーマンスアート。


さすが14億人の国、圧倒的なスケールで魅せてくれる !!!



広西省チワン族自治区 天下第一長髪村
髪が世界一長い民族の村で結婚式に参加。

新婦さんからコッソリ教育的指導を受ける?!



棒で餅つき
あとで餅をいただいたが、日本で食べるのと同じで美味しかった



本当に髪の毛が驚くほどに長い(地毛!)。

一生に一回、18歳の時に髪を切るらしい。

米のとぎ汁で髪を洗うそうだが、高齢の方でも白髪が無く、つっやつや✨
よしっ、今日からシャンプーを変えよう !!!








見渡す限りの棚田 龍背棚田に到着。
稲刈り前の美事な黄金色。





この急な山肌を耕し稲を植え、草を取り、コメを収穫する。
全て人間の手作業。
想像がつかない程の過酷な肉体労働で成り立つ絶景。
だからこそコメが実った時は心を打つ美しさ!!!




見どころ、感じどころ満載の桂林を後に香港へ。
この後、香港大学でシンポジウムに参加します。