2014年9月30日火曜日

狂い咲き!?




朝夕に肌寒さを感じる季節になって、柱サボテンが大きな花を咲かせた。
夜だけしか咲かない幻想的な大輪は、去りゆく夏を惜しんでいるのだろうか。
それとも、狂い咲き!?なのか。
植物の生命力の結晶させた美しい花は、どんな季節でも私の心を揺り動かしてくれる。





2014年9月13日土曜日

地球の鼓動を感じる大自然の懐へ アラスカ 最終編

アンカレッジからアラスカ鉄道に乗り、陸路でデナリ国立公園へ向う。



ツンドラとは、こんなに豊かな緑の森だったとは !!!  私のイメージをはるかに超えたていた。


夏のアラスカは、頭上にひろがる空がやたらに広い。
全方向の青空と樹々。


小さな島国とは比べるべくもない、桁違いに雄大な自然の中を進んで行く。
グリズリーやイヌワシ、トナカイなどの野生動物が自由に生息する大地に、人間が、そっ~とお邪魔する。


デナリ国立公園内

ようやくバギーでたどり着いた場所には、大地を削り込んだ砂の彫刻。

水と風とが作り上げた厳しい砂の造形には、ヒトが造る彫刻のように個人のエゴも見せようとする作為もない。
それなのに、長い時間や拒絶といったストーリーを感じずにはいられない。

私が評論家なら「ひたすら圧倒されるチカラ強さは、孤独感と表裏一体ですね」という解説をしてしまうのだろうか。
本来の自然は、そんなちっぽけな感情など持ってはいない。




ここに居ると何モノにもとらわれず、勝手に気持ちが解放されていく。
アラスカの自然は、有無を言わさない莫大な生命力で、私自身が作ったつまらない思い込みや先入感を洗い流してくれる。

雄大な自然に包まれる安心感や地球との一体感、ヒトが自然からいただくチカラ。
この感覚を魂に刻む。



これからも流されることなく、日々、新たに生きていく。
自由に愚直に、ただただ突き進む。
その先には何があるのだろう、楽しみだ。







2014年9月10日水曜日

地球の鼓動を感じる大自然の懐へ アラスカ その4

地球の表面積の7割を占める青い海。
その見渡す限りの海をただただ突き進む。
コレこそが、宇宙空間から見える青い地球。





太陽は、雲を引き連れ水平線から昇り
また海へと帰って行く。
私達は、なぜか明日の日の出を疑わない。




全ての生命の源としての海。



その瞬間瞬間で、様々な表情を見せてくれる海の上をゆっくり、しっかり進んで行く。





2014年9月2日火曜日

地球の鼓動を感じる大自然の懐へ アラスカ その3

Mendenhall Glacier      



氷河に削られた岩肌に苔が生え、土となり、草木が茂り、花が咲く。

植物が発する生命の匂いに包まれて、
長い年月をかけた地球のライフサイクルを体感する。



川底が見えないほどの鮭が遡上し、
鷲が天を舞い、クマ達が我が物顔で歩き回る。