「命の煌めき・再生」をテーマに、古の日本の美意識から生み出した独自の表現を追求するアーティスト。代表作は金継の精神を礎とした「ガラスの呼継」と 命のつながりをメッセージとした「ガラスの枯山水」。 世界54ヵ国を巡った異文化体験は創造力の源。自身の価値観を叩き壊し、新たな宇宙観を生み出し続ける。
2012年10月29日月曜日
今年もこのコから
これから冬に向い寂しくなる庭に、華やぎを与えてくれる山茶花&椿。
10年前から植え始め、いま工房には10種ほどが育っています。
常緑のツヤツヤの葉っぱも魅力。
種類ごとに花期がずれて、10月末から5月まで楽しませてくれます。
今年もこの山茶花「朝倉」がトップバッター。見事に咲いてくれました!
それぞれの「とき」を楽しめる日本の四季に感謝。
2012年10月21日日曜日
名古屋にて その2
名古屋市のヤマザキ マザック美術館さんを訪れました。
www.mazak-art.com
ロココからエコール・ド・パリまでの絵画、
エミール・ガレに代表されるアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラスなど、
18世紀から20世紀のフランス美術の流れが一望できる見事なコレクションの美術館です。
www.mazak-art.com
ロココからエコール・ド・パリまでの絵画、
エミール・ガレに代表されるアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラスなど、
18世紀から20世紀のフランス美術の流れが一望できる見事なコレクションの美術館です。
写真は、エミール ガレの《海藻文花器》(1900~1904年)。
ガレの晩年の作品の中でも、特にガレが「死を意識して」つくった「ガレの中のガレ」と言える作品です。
よく見る売れ筋の作品とは、明らかに一線を画した力強さが溢れ出しています。
この他、1900年パリ万博出品作の、ペン皿「緑色の善良な小市民」など、逸品が勢揃い。
副館長の山崎照子さんから、
「エミール・ガレ作品は、ガレ生存中の作にこだわりました。」と、
収集作品に対する熱い思いをうかがいました。
そのお言葉から、作者が追求していた表現を真に理解しようとする姿勢がヒシヒシと伝わってきました。
鑑賞スペースへのこだわりも徹底されています。
18世紀のサロンを再現したかのような室内空間。
空調も、エアダクトを床に配置されるなど、鑑賞を妨げるものを排除。
コレクション自体の充実度はもちろんのこと、
「見せる」という観点での美に対する情熱にも、作り手の私自身、感銘を受けました。
学ばせていただく点が多く、ぜひ、また訪れたい美術館のひとつです。
ガレの晩年の作品の中でも、特にガレが「死を意識して」つくった「ガレの中のガレ」と言える作品です。
よく見る売れ筋の作品とは、明らかに一線を画した力強さが溢れ出しています。
この他、1900年パリ万博出品作の、ペン皿「緑色の善良な小市民」など、逸品が勢揃い。
副館長の山崎照子さんから、
「エミール・ガレ作品は、ガレ生存中の作にこだわりました。」と、
収集作品に対する熱い思いをうかがいました。
そのお言葉から、作者が追求していた表現を真に理解しようとする姿勢がヒシヒシと伝わってきました。
鑑賞スペースへのこだわりも徹底されています。
18世紀のサロンを再現したかのような室内空間。
空調も、エアダクトを床に配置されるなど、鑑賞を妨げるものを排除。
コレクション自体の充実度はもちろんのこと、
「見せる」という観点での美に対する情熱にも、作り手の私自身、感銘を受けました。
学ばせていただく点が多く、ぜひ、また訪れたい美術館のひとつです。
2012年10月20日土曜日
名古屋にて その1
昭和区の閑静な住宅街にある 「 ギャラーサロン とそう庵 」で、
「 呼継 特別展 」を開催していただいています。
「 呼継 特別展 」を開催していただいています。
歴史のある日本家屋を改築したモダンなサロンで、
落ち着いた雰囲気の中、お客様に作品をご覧いただいています。
18日のオープニング ティーパーティーには、大雨にもかかわらず、
沢山のお客様にお越しいただきました。
テーブルを囲み、画像、映像をご覧いただきながら、
皆さんと作品創りについてお話をさせていただきました。
お客様、作品、作家が、ゆったりとした空間、時間を共有できるのは、
贅沢な、一歩進んだアートの楽しみ方ではないでしょうか。
本日16時まで開催しています。
お近くの方はぜひ、お立ち寄りください。
---------------------------------------------------------------
西中千人展 呼継 - 新たなる息吹 -
2012年10月18日(木)→20日(土)
12:00~17:00 (最終日は16:00まで)
【オープニング ティーパーティー】
10月18日(木) 14:00~
---------------------------------------------------------------
ギャラリーサロン とそう庵
〒466-0838
名古屋市昭和区五軒家町 33-3
電 話 052-834-1183
---------------------------------------------------------------
2012年10月8日月曜日
ガラスの枯山水 ついに完成!
草木も入り、外庭が完成。
水の音が静かに響き渡り、心から安らげる空間です。
ガラス熔解炉のルツボも、水鉢としてすっかり空間に溶け込んでいます。
そして、ついに、室内のガラスの庭も完成!
湧き水を表したガラスの飛び石を渡って洋室から和室へ。
足裏にひんやりとした心地よい感触が伝わってきます。
そして、障子を閉めると、しっとりと落ち着いた和の空間に。
暗くなると、青いガラスは、神秘的な光を放ち、深い幻想的な水の世界に誘います。
湧水をガラスの飛び石で表現した「 枯山水の庭 」に、お施主様も大変満足され、私自身も納得のいく仕事ができました。
この空間に住んで、この庭からの影響を受けられるって、なんという幸せ !!!
ガラスの庭 その1 ▶▶▶
水の音が静かに響き渡り、心から安らげる空間です。
ガラス熔解炉のルツボも、水鉢としてすっかり空間に溶け込んでいます。
そして、ついに、室内のガラスの庭も完成!
足裏にひんやりとした心地よい感触が伝わってきます。
そして、障子を閉めると、しっとりと落ち着いた和の空間に。
この空間に住んで、この庭からの影響を受けられるって、なんという幸せ !!!
ガラスの庭 その1 ▶▶▶
たちばなさんの例祭
お祭りがありました。
地元では「たちばなさん」と呼ばれ、人々に親しまれている橘樹(たちばな)神社。
日本武尊 ( ヤマトタケルノミコト )が東征のおり、海神の怒りを鎮めるため、
荒れ狂う海に身を投じた妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)を哀れみ、
橘の木を媛の墓標としたのが橘樹神社の由来となっています。
1000年以上も前の故事に由来する神様を尊び、神輿を担いで地域を巡行します。
継承される伝統。古からの良き日本を、次の時代に伝え残す。
地元では「たちばなさん」と呼ばれ、人々に親しまれている橘樹(たちばな)神社。
日本武尊 ( ヤマトタケルノミコト )が東征のおり、海神の怒りを鎮めるため、
荒れ狂う海に身を投じた妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)を哀れみ、
橘の木を媛の墓標としたのが橘樹神社の由来となっています。
1000年以上も前の故事に由来する神様を尊び、神輿を担いで地域を巡行します。
継承される伝統。古からの良き日本を、次の時代に伝え残す。
大切にしたいですね。
2012年10月6日土曜日
ー「 呼継 よびつぎ 」特別展 @名古屋 ー 10月18(木)・19(金)・20(土) ー
---------------------------------------------------------------
西中千人展 呼継 - 新たなる息吹 -
2012年10月18日(木)→20日(土)
12:00~17:00 (最終日は16:00まで)
【オープニング ティーパーティー】
10月18日(木) 14:00~
( 参加費無料 )
西中千人展 呼継 - 新たなる息吹 -
2012年10月18日(木)→20日(土)
12:00~17:00 (最終日は16:00まで)
【オープニング ティーパーティー】
10月18日(木) 14:00~
( 参加費無料 )
---------------------------------------------------------------
ギャラリーサロン とそう庵
〒466-0838
名古屋市昭和区五軒家町 33-3
電 話 052-834-1183
ギャラリーサロン とそう庵
〒466-0838
名古屋市昭和区五軒家町 33-3
電 話 052-834-1183
---------------------------------------------------------------
とそう庵 オーナー 加藤まり古氏 のご要望で実現した3日限りの特別展です。
閑静な住宅街のお屋敷でご覧いただく作品「呼継」は、
力強さと華やかさが一層際立ち、日本の美意識を強く感じていただけることでしょう。
ぜひ、お立ち寄りください。
閑静な住宅街のお屋敷でご覧いただく作品「呼継」は、
力強さと華やかさが一層際立ち、日本の美意識を強く感じていただけることでしょう。
ぜひ、お立ち寄りください。
登録:
投稿 (Atom)