2018年11月10日土曜日

旅の終わり そして 始まる

カリフォルニアから船に乗り、
メキシコ、グアテマラ、パナマ、エクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチン、
ウルグアイ、ブラジルまで40日間の旅。



古代文明、大自然、貧困とカオス、戦争、民族、文化、生きるエネルギー。
一気に沢山を体感することができた。

波に浮かんで世界を感じ、自分を見つめ直し
これからの自身の役割が見えてきたような気がする。

すっかり、あっさり、今までの自分を叩き壊してしまった。

まだまだ、新たに生まれ変わるために。

「おじいちゃん、さっきご飯食べたでしょ」 と言われそうですが、、、、

西中千人のこれからの活動を楽しみにしてください。






2018年11月6日火曜日

リオデジャネイロ

最終帰港地 リオデジャネイロ。

サンバ カーニバルで名高いこの街は、情熱に満ちた人々で成り立っている。

その中でも、とくにエネルギーが密集する Rocinha Favelaと呼ばれるエリア。
貧民窟、犯罪の源とか呼ばれている。



防弾チョッキとライフルで武装した警察官達が100m間隔で並ぶ街の入口は、噂どおりヤバイ感に包まれる。

「外国人がウロウロしてたら、マジでヤバイいよ」と、地元の人も言うが…。

JuniorとPaolo に、バイクで急坂の街中を案内してもらった。




普段は住民を相手にバイクタクシーをしている2人は、日本から来たヘンな奴を面白がって走り回ってくれた。

「俺たちに任せれば安全だよ」と、バイクの運転のコトばかり言うが、街の治安は気にしていない。
「住民はフレンドリーだし、ココのシステムがあるから」
2人とも街を出ようとは思っていないようだ。




板金屋、土産物屋、レストラン、スーパー等何でもある。
バーは、イベントで人だかりができている。




住みたいかどうかは別にして、
Rocinha Favela では、人間が全身の底ヂカラで生きているのを感じた。



暑くてやってられないから💦サンバ🥁🎶

2018年11月4日日曜日

巨大な氷山が‼️


大自然からの一撃をくらった!

南大西洋を北上中に遭遇した巨大な氷山。
水上部の高さは130m = 氷山の一角(全体の1/10)。




南極から流れてきたのだろう⁉︎
朝の陽に照らされ青白く輝く姿は神々しく、別の世界から来た造形物だった。





2018年10月30日火曜日

フォークランド島


Falkland Islands.   
フォークランド諸島は、こんな僻地。


地の果てにあるのんびりした島をめぐり、1982年にイギリスとアルゼンチンが争い400人以上が犠牲になった。



三万発の地雷が埋められ、その3割以上が除去されずに未だ残る。

100万匹が生息するペンギンは
体重が軽いので、地雷を踏んでも爆発しない。
人間の欲望や戦争とは関係なく、彼らにとってフォークランド諸島は、パラダイスだ。


当時の首相「鉄の女」サッチャーさんの胸像は、ブロンズ製でした。




新大陸を求め

500年ほど前、マゼランはこの海域にかなり苦しんだようだ。







Amalia Glacier 



悠久の時間をかけて作られる氷河の、この青い色に心を持っていかれる。








アメリカ大陸最南端
地の果て感満載の Cape Hornを後に、船は北上する…







チリ Punta Arenas

チリ 南端 Punta Arenas から
マゼランペンギンの生息する島へ。







天敵がいないって素晴らしい!






2018年10月27日土曜日

アルゼンチン Ushuaia

End of the world 
アメリカ大陸南端。
パタゴニアの端っこ。
季節は雪のある冬と雪のない夏のみ。
夏の最高気温は10℃。

雪解けしたピートモスの大地は、スポンジの上を歩いている感覚で気持ちイイ。


犬ぞり用のハスキー達。
とっても人懐こい仔犬。




空の色が抜けるような爽快感‼️
太陽の光が青色LEDっぽく感じられるのは、オゾン層が薄いから⁉︎









2018年10月21日日曜日

チリ

チリ 
Puerto Monty.

2100以上の火山があるチリ
なんと、地震は45秒に1回。


Varas 富士山 (Osorno Volcano) 
滝の音が腹に響く。



この辺りでも3年前に大きな噴火があったそうだ。

2018年10月18日木曜日

ペルー

ペルーの首都リマ。
郊外の Villa El Salvador。
地元では、低所得者層が住む街だといわれる。
その中でも丘を削って斜面に家を建てた Shanty Town





町を歩くと、純真な目をした子供と、人懐っこい犬や猫が後をついてくる。






住民に聞いてみた。
「ココ住みやすい?」
「食料は安く買えるけど、水と電気が高いんだ。大統領が選挙で公営水道と電気の公約するけど、実現されなくてね。」

「私が勝手に斜面を切り開いて住んでもいいの?」
「別にイイよ、文句を言う連中はいるだろうけど、皆そうやって住んでるから。」

砂埃っぽい丘は、不思議と優しい空気感に包まれている。
     







少し離れた海岸沿いには、洒落たマンション群が立ち並ぶ。
1ヶ月の家賃は、Shanty Townの住民の平均年収だ。











エクアドル

赤道を越えて、エクアドルに入港。

Montecristiで作られる、通称パナマハット。
パナマ草から繊維を取り出して手で編んでいく。






繊維が細かいほど手間は掛かるが、しなやかで見た目も美しい。
数週間かけて、ひとつの帽子を淡々と編み上げる忍耐力‼︎ 町のあちこちで。






海沿いのマンタは、世界トップのマグロ漁獲量を誇る。


魚市場隣接のレストランで獲れたての魚介類を料理してもらう。
太平洋は美味しいぞ~、新和歌浦の市場を思い出す‼︎





パナマ


悪天候により
ニカラグアへの上陸はキャンセルに。

そして、パナマへ。

1914年にパナマ運河が開通して、中米のマンハッタンと呼ばれる豊かな国になった。

海沿いには高層ビル群、マリーナには超豪華クルーザー、町の中心部にはプライベートジェットの空港も。


近年は、Tax Heavenのパナマ文書に各国トップの名前が上がって騒がれた。


旧市街の外れには、ゲットーと呼ばれるエリア。
100ドルの家賃を20年間払えば所有できる公営の住宅。
昭和中期の団地のようだ。


格差社会? 多様性?




そんなことより人間の生きるエネルギーが溢れる熱い国。


旧市街で見つけた地元の人で賑わう食堂で、豚足の煮込み?と豚の尻尾のスープは期待以上の美味しさ。





今回案内してくれたガイドのGiovanniと。






2018年10月9日火曜日

グアテマラ

三十数年前に住んでいた中国の西安の街を思い出す。

オッちゃんがブロックを積みました的な建物に、厚塗りのペンキがアジを出している。





当時の西安との大きな違いは、あちこちで見るカラフルな伝統衣装かな。
地方では、布から自分たちで織ってるようだ。




温かく優しい、懐かしいアジに包まれた街は、人の手によって作り出されているのだと体感。





バスはアメリカのスクールバスのポンコツを買ってエンジンを載替え、内装も替えて再生してるんだって。





グアテマラは、sustainable society の先端いってます。




2018年10月6日土曜日

メキシコへ

メキシコ  の小さな田舎町 Manzanillo に到着。







Colima の遺跡 La Campana へ



過去を通して未来を見つめる。






丸一日の航海の後、メキシコ Huatulcoに寄港。



考古学博物館 Opalitaへ。





近年の発掘で
エジプトより1000年も前から
文明が栄えていたことが明らかに。
ミイラも出土。



豊かな大地のおかげ。