2015年4月26日日曜日

京都 法然院 第9回 悲願会 ひがんえ

法然院 第9回「悲願会」
5月2日(土)から5月6日(水・振替休日)まで

東日本大震災の被災者支援を様々な形で行っている京都の法然院さん。
恒例の「悲願会」が行なわれます。
お近くにお出での方はぜひ、お運びください。


以下、法然院ホームページより抜粋

法要、法話、コンサート、舞踊、慈悲市(バザー)、美術作品の展示、茶会などを執り行います。集まった皆様方からの御志は現地で被災者支援をされている団体に寄付いたします。ご友人・知人をお誘いになられ、多数の皆様方が被災者に心を重ねる想いを改めて表して下さいますようご参加を心よりお待ち申し上げております。



2015年4月25日土曜日

大太鼓 930年の歴史の重み

お世話になっている愛知県津島市の堀田新五郎さんをお訪ねした。

伊勢神宮をはじめとする神社仏閣に太鼓を納められている堀田新五郎商店さんは、
930年、26代の長い歴史を持つ。

http://www.taiko.jp.net



ちょうどこの日は、津島の藤まつりに向けて、大太鼓を運ばれるところだった。
受け継がれる日本の文化を守り、その鼓動を現代に伝える。
今回は、茅の輪くぐりならぬ、太鼓の胴をくぐるイベントも開催される。




こちらをお訪ねする楽しみの一つが、様々な銘木を見せていただけること。
木目は、生きて来た時間や記憶を表す自然が生み出す命の証。
人間が到底作り出せない生命の美に圧倒されてしまうのだ。





2015年4月17日金曜日

光のように 水のように

マンションの一室に、施主様の思いが詰まった茶室が完成した。

茶室への入口に、心身を清める空間の制作をご依頼いただいた。



複雑に反射する透明のガラスは、光となり水となり、別世界への誘いの役割も果たす。

1200℃のトロトロに溶けたガラスから1本1本鋳込んだ輝きは、
共に設置される手水鉢を優しく包み込むだろう。

手元から離れる前に、愛おしさを噛み締め、制作途中の工房で撮影した。