2014年5月31日土曜日

名古屋タカシマヤ10F画廊の前に、坪庭が登場

名古屋で開催中の西中千人展。
まず、ご覧いただきたいのが、ガラスの坪庭です。


 光のような、水のような飛び石を渡ると、ガラスの呼継の手水鉢がお迎えします。



 呼継の鉢に張った水がキラキラと輝く様子を、太陽の下でも見たいわ!というお声や、ご家庭の中庭や、小さなスペースでもガラスの庭を楽しめるのね!と、好評です。

ガラスの呼継


茶碗にとって「死」であるはずのヒビ割れの中に、美を見い出した茶の湯の先人。
禅の思想を礎に、生と死を哲学したサムライが発見した美を、ガラスで表現した呼継。
400年の伝統をいま、新なカタチで。

ガラスの呼継もガラスを取り入れた日本庭園も、日本の伝統の精神が活きた新たな表現として、伝統的な日本の美意識と新鮮さの両者を感じていただけているようです。

「西中千人ガラス展」
 6月3日まで、ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階美術画廊で開催しています。


久保京子さんとのコラボレーション ー 花の写真とガラスキューブ

久保京子さんの写真展のために、小さな泡を閉じ込めたガラスキューブを制作させていただきました。

花の写真とガラスのコラボレーションです。


植物をとても純粋な心で捉えた写真。
塊ガラスの中に、無限に広がる万華鏡のような世界を見い出した京子さんのクリエイティビティに感動。
光のような、水のような神秘的な作品。


「◯生◯活◯」久保京子 2nd installation 
6月18日まで ダイアナ原宿店2F「Cafe de Diana」で開催中です。


2014年5月9日金曜日

LONDON アートフェア 『 COLLECT 』

LONDON ロンドン, SAATCHI GALLERY サーチギャラリーで開催中の、アートフェア 『 COLLECT コレクト 』。


世界中のトップギャラリーが集まる広い会場には、ヨーロッパはもちろん、中東からも沢山の美術工芸ファンがいらしてくださる。
昨日は、特別ご招待のお客様のためのプレビュー。


「ガラスの呼継 よびつぎ」には、第一印象の強さから、興味を持ってくださる方が大変多い。
そして『 本来欠点であるはずの「ヒビ」に美を見出し、愛でる』という日本特有の美意識を礎にした作品の背景をお話すると、驚くほどすんなりと共感してくださる。
一昨年から呼継をご覧いただいているお客様にも、今年の作品に、新たな魅力を感じていただけたようだ。

今日から一般公開。さらに大勢の方と作品についてお話ができることが大変嬉しい。




2014年5月1日木曜日

『 良い茶碗だね 』 呼継の盌が、林屋晴三先生の茶会にデビュー


「流派を問わず今を問う」と、新しい茶の湯の在り方をご提案される林屋晴三先生亭主の茶会で、
呼継の盌をお使いいただきました。 




日本伝統の美意識「不完全の美」を追求したガラスアートの表現を、茶の湯の世界でも認めていただくことができました。
参会のお客様には、ヒビ割れの力強い美しさや、継ぎ目から透けるお茶の色も楽しんでいただきました。

4月26日、新宿柿傳にて。