今年も多くの方々に支えられ、全力で仕事に打ち込むことができました。
1月から始まった国内10ヶ所での個展とロンドンのアートフェアで、
ガラスに込めた美意識をチカラの限り伝えました。
特に名古屋市の古川美術館では、数寄屋建築と日本庭園を舞台に、
長い間構想していたインスタレーションやガラスの日本庭園など、
ガラスアートで表現した私の世界観を全て曝け出し、やりきった二ヶ月間でした。
その結果、自分でも驚くほどの共感の声をいただき、表現者としての喜びを噛み締めました。
http://www.nishinaka.com/Exhibition_at_furukawa.html
冬場は温室と化すガラス工房ではハイビスカスが咲き、
これからの作品発表に向けて試作や構想に没頭する私を応援してくれています。
2015年も、皆様の心を耕せる作品を生み出せれば本望です。
西中千人
「命の煌めき・再生」をテーマに、古の日本の美意識から生み出した独自の表現を追求するアーティスト。代表作は金継の精神を礎とした「ガラスの呼継」と 命のつながりをメッセージとした「ガラスの枯山水」。 世界54ヵ国を巡った異文化体験は創造力の源。自身の価値観を叩き壊し、新たな宇宙観を生み出し続ける。
2014年12月31日水曜日
2014年12月28日日曜日
2014年12月11日木曜日
ガラスでサプライズ。冬の茶会
柿傳ギャラリーでの個展期間中、同ビルにて茶の湯同好会の茶会が開催された。
床には、現代作家のオブジェ作品やルオーが飾られ、
冬の席にもかかわらず、ガラスの茶碗や菓子器が使われた。
「流派を問わず今を問う」と、今の茶の湯の在り方を追求される
亭主の林屋晴三先生の世界観が表されたしつらえに、参加者は感嘆の声をあげていた。
「 盌 呼継 織部 」
古田織部400年遠忌追善茶会 (2014年6月) のために作らせていただいたもの。
「 手付鉢 」 こちらも菓子器として。
華やかさ、温かみ、緊張感、躍動感。
ガラスは表情豊かに、場の一部となっていた。
冬の席にもかかわらず、ガラスの茶碗や菓子器が使われた。
「流派を問わず今を問う」と、今の茶の湯の在り方を追求される
亭主の林屋晴三先生の世界観が表されたしつらえに、参加者は感嘆の声をあげていた。
「 盌 呼継 」 隙間から茶の緑が透け、美しかった。
古田織部400年遠忌追善茶会 (2014年6月) のために作らせていただいたもの。
「 呼継 」 菓子器として。温かな葛焼きが供された。
「 手付鉢 」 こちらも菓子器として。
華やかさ、温かみ、緊張感、躍動感。
ガラスは表情豊かに、場の一部となっていた。
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