2011年5月31日火曜日

アートもアジアの時代です!  香港国際芸術展 その2

占いの寺として有名な、道教寺院 「黄大仙」へ。
熱心な地元の参拝者が絶えないこの寺院で、「世界が平和で、人類全てがアートを楽しめるように」と祈りました。

九龍半島から見る香港島、アジアの金融の中心です。
狭い香港は、どこもかしこも最先端建築のラッシュです。


アートフェア会場のHONG KONG CONVENTION AND EXHIBITION CENTREに到着。














世界中から260ものギャラリーが参加。
まるで美術館のように有名作家の作品が並んでいますが、ここでは販売しています。
日本からも10軒以上のギャラリーが参加しています。
香港在住のチェコ人ジャーナリストに、中国の現代美術家 アイ・ウェイウェイ氏の逮捕についての突撃取材インタビューを受けています。
時代の激流の中で、アイ・ウェイウェイ氏もリスクを背負って頑張っているんです。
私も負けていられません。

これだけ広い会場の人混みで、ガラス作家の友人「陸馳」に呼び止められました。彼女は上海在住です。
千葉在住と上海在住が香港でバッタリって、偶然があるんですね。
時代はどんどんグローバルになって、アートにとっては国境なんてもはや意味が無くなってきてるんでしょう。

先月参加したニューヨーク SOFA、そして今回の香港アートフェアで、世界中のアーティストの生の息遣いを感じてきました。

日本に生まれて、その歴史と文化の上に生きてきた私が、世界に向かって表現するべきことがドンドン明確になってきました。

これからです、アジアの時代です。
ますます気合いを入れて頑張っていきます!!!!

2011年5月29日日曜日

アートもアジアの時代です!  香港国際芸術展 その1

横浜高島屋 西中千人展も無事に終了し、ほっと一息つく間もなく。
エネルギーが溢れる亜細亜の大都市、香港に行ってきました。


昔ながらの生活が色濃く残る下町にそびえる近代的なホテルです。
ケータイ電話を持った「毛沢東同志万歳」な彫刻が出迎えてくれました。

ホテル内は中国現代美術(当代芸術)作家の作品が溢れています。
この空間で見ると、日本の画廊で見る中国美術とは違って見えます。
ここにあってこそ、作品の本当の意図が伝わるんですよねー。

自分なら「このスペースにどんな作品を置くだろう」と、ホテル内のどこにいても、そんなことばかり考えています。



到着後、まずは点心で腹ごしらえ。
地元客でごった返す人気店ですが、運良く並ばずに入れました。
とにかくどれもこれも美味しい!
素材の旨味が凝縮された蒸し物たち サイコーです。

特に、ちまき(写真を撮るのも忘れる程)は絶品でした。



夜まで人の絶えない活気のある市場は、翌朝7時にはもう大勢が押し寄せています。
大好きなフルーツを買い込んでホテルへ。
ドリアンとマンゴスティンには目がないのでした。


摩天楼から見る香港の夜景は格別です。




翌朝も飲茶でスタート。
このおじさんの店は、金多寳海鮮酒家という縁起の良い名前。
鮮蝦餃(エビ蒸し餃子)が特に美味しかったです。海老のプリプリ感がたまりません。
香港は、もちろん広東語ですが、北京語も通じるのでひと安心です。


街のあちこちを探索して、エネルギーを吸収します。

たくさんの中国茶の中からお気に入りをセレクト。
お気に入りの龍井には、たくさんのランクがありました。









薬草を煮出した本物の漢方薬茶。良薬口に苦し。
泣きそうに苦いのに、何杯か飲んでいるうちに慣れてくるのは不思議です。
漢方薬茶の蓋がなぜかガラスでした。器もガラスで作ってみたい!!







その2では、香港国際芸術祭 アート香港2011 ART  HK をレポートします。


2011年5月14日土曜日

日本橋から横浜へ 西中千人展 続行中!

日本橋高島屋での西中千人展が無事終了しました。
多くの方々にご来場いただき、充実した会でした。
ありがとうございました。
特に力を注いだ『 呼継 よびつぎ』が大好評で、うれしいという以上に驚いています。
最終日には林屋晴三先生がお越しくださり、温かいアドバイスをいただきました。

日本橋の搬出を済ませ、その足で横浜高島屋へ。


マミフラワーデザイン 川崎景太氏とのコラボ作品制作のため、フラワーデザイナー濱中氏による準備が進められました。
器を活かした見事なまでの花のデザインには脱帽です!







例年通り、大好きな中華街のホテルに滞在し、朝は腕立て伏せで気合いを入れてから出勤しています!?

15日(日)まで、会場で皆様のお越しをお待ちしています。

横浜高島屋 西中千人展
5月17日(火)まで開催中です。



2011年5月9日月曜日

加藤委展 & 西中千人展 @ 日本橋高島屋


日本橋高島屋での西中千人展 2週目は、加藤委(つぶさ)展と同時開催。
力強いシャープな作品が多くのファンを魅了する加藤委氏ですが、初めてお会いし話をしてみると、純粋で少年のような目をした優しい人でした。
加藤委展 -サンカクノココロ- & 西中千人展 -夢と光を届けるガラス- は、明日10日まで開催です。
どうぞお見逃しなく!

西中千人展はこのあと 5/11~17 横浜高島屋で開催です。
お楽しみに!