2016年2月26日金曜日

< 生まれ変わる旅 > (6) 番外編

ヴェニスの、自称「世界で最も美しい本屋」
店奥に設置される本の階段にビックリ。




ペトラ遺跡
エル ・ハズネ(神殿)が出現するまで、岩の裂け目シークを歩く。
写真で見たアンテロープ キャニオンにそっくりだと思った。
そこでアメリカから来ている数人に聞いてみた。
アンテロープは、これが小さくなった感じって⁉︎




オマーン サラーラの港での入国許可証
クルーズ船での入国用なのでしょう。
のどかでカワイイね。




船内の卓球世界大会では準優勝。
優勝まで、あと一息でした。



ジョージタウン
邱公司の装飾窓
丸窓の装飾を通して光が幻想的。




ジョージタウンでおじさんが調合してくれたあやしい苦いお茶は、何にでも効く!?らしい。
とりあえず、気分すっきり。




おっと、これからパーティーです。




バツ洞窟の親子ザル
くっついて離れません









2016年2月13日土曜日

<生まれ変わる旅> (5)最終地 シンガポール

シンガポールに到着。
1ヶ月の旅の最終地。
そして新しい始まりの地でもある。







ベニスを出航し、クロアチア、ギリシャからスエズ運河を通り、
アラブのヨルダン、中東のオマーン、そしてインド、スリランカ、マレーシア、シンガポールまで。
文明も、民族や宗教、また文化や芸術も異なる国々で、
人々と触れ合いその場の空気を肌で感じ、
船内では呆れるほど本を読み、寄港地ではひたすら歩き回った。
ますます速くなる変化、世界情勢の中での日本、そして表現者としての自分の役割を、
何にも邪魔されず、じっくりと見つめ直す時間を持つことができた。
この星に脈々と続く人間の営みの中にある文化、表現を自分の心で受けとめた。

これからは、アジアへの展開。

地球規模でアップデートして次の創作に向かいます。





<生まれ変わる旅> (4) マレーシア

ベンガル湾、マラッカ海峡を超えてマレーシア、ペナン島へ。

街自体が世界遺産に登録される美しい小さな街 ジョージタウン、ここでは中華系の人々が多く暮らす。

船内で、寄港先の文化や歴史、経済についての講演をされるグリーンバーグ氏と共に街を散策。
氏はアジア各国での滞在が長く、造詣も深い。
その経験を著書にもされている。


西洋人の観点から見た、先祖供養について話した。
東洋の宗教観を外側から見る面白さに、文化芸術との共通点を多く見出し、
とても有意義な時間となった。


この後、マレーシアと中国の文化が長い時間に融合し生まれた、ニョニャ料理を食べに向かった。

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マレーシアの首都、クアラルンプール。
急激な経済成長と近代的ななビル郡。
そのビルの中では働く人々のエネルギーが凄い。


数十年前、日本も、こうやって発展してきたのだろうか
と妄想がふくらむ。


郊外のバツ洞窟にあるヒンドゥー寺院。


巨大な金色の神様が迎えてくれる。
我々の感覚では「大仏さん」になるのかな?

マレーシアの人々の宗教心の深さを見た気がする。
目に見えない神様や仏様という存在が、どう表現されているのか。
それを体感するのが寺院や教会を訪れる最大の歓び。


チャイナタウンにあるヒンドゥー寺院。
少し懐かしい空気を感じています。



そして、最終地 シンガポールへ



2016年2月11日木曜日

<生まれ変わる旅> (3)オマーン〜スリランカ

古代からエジプトやヨーロッパで重要だった「乳香」の主産地 オマーン。

香辛料や象牙の貿易拠点として栄えたが、航海技術の進歩等で衰退し
数十年前までは貧しい砂漠の国だった。

1970年以降、現在のカーブース・ビン・サイード国王が近代化したという。
国、文化、経済を人が作り育てる。
人間の『創造力』が未来を作るんだ、と実感。

乳香市場の食堂
























バハラ城塞

砂漠のオアシス  サラーラ

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オマーンからアラビア海を超えて南インドのゴアへ。


宣教師 フランシスコ ザビエルの墓がこの町のボムジェズ・バジリカに収容される。

この日はちょうど、ヒンドゥのお祭りで大賑わい。
どこへ行っても活気と熱気に溢れている。


1日に30Kgのカシューナッツの薄皮を手で剥くという熟練工の女性。



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インド南部の主要産業都市、コチ(コーチン)
探検家ヴァスコ・ダ・ガマが没した街。

クルーズ船のターミナル周辺では、
トゥクトゥクのドライバー達が、1日2ドルの客を取る為に、
つかみ合いの喧嘩を始める。


インダス文明から数千年、ポルトガルやイギリスの影響を残す大国は、
10億の民の希望を乗せてどこへ向かうのだろう。
次回、この地を訪れるのが楽しみだ。


ラッカティブ海を渡りスリランカへ。

その後、ベンガル湾、マラッカ海峡を超えてマレーシア、ペナン島のジョージタウンへ。