アムステルダムからスコットランドの港町 ロシス Rosyth まで
海の上で過ごす1日半。
遠くにかすかに陸地が見える。
海に日が沈み 海から日が昇る。
寝ている間も、船は北海を北へ進む。
今日は船上でのんびり。
Holland America Line の Prinsendamは、今のクルーズ船としては小さめの3.8万トン。
10万トン以上の船と比べると、テニスコートがなかったりプールが小さかったりする。
しかし、乗客800人 スタッフ450人の接点がとてもアットホームで心地よい。
10万トン以上の船と比べると、テニスコートがなかったりプールが小さかったりする。
しかし、乗客800人 スタッフ450人の接点がとてもアットホームで心地よい。
卵の焼き方の好みも、すぐに覚えてくれる。
朝からストレッチ、続いて腹筋のクラスに参加して、朝ごはん。
ジムで気合い入れて、ゆっくり読書して、卓球して。。。
卓球、70代のアメリカの方に負けちゃった!!
今夜はフォーマル パーティー。
老若男女、皆んなが正装して集合。
たまには気分を変えてイイですね。
普段では考えられない程ゆったりしたリズムで時間が流れる海の上。
クルーズには、少し難しい本を選んで持って行く。
今回は、小林秀雄と岡潔の対談「人間の建設」
アインシュタイン、デカルト、本居宣長等について考察。
かなりの強敵、でもこの環境でならじっくり取り組んで不思議と楽しめちゃう。
翌朝、最初の寄港地 Scotland のRothysに入港。
19、20、21世紀に作られた橋が三基連なる下を通過。
それぞれが、その時代に生きた人の最高の技術とデザインで作られ、今の私たちが受け継ぐ。
時代を超えて、モノだけでなく、その背景にある心意気まで繋がっていくわけだ。
下船してRosythの街へ。
日曜の朝の空気は涼しくて心地いい。
映画のセットみたいな街は中世をそのまま残して、今も現役。
映画のセットみたいな街は中世をそのまま残して、今も現役。
子供の頃を思い出すような懐かしい駅舎。
ここからエディンバラまで1時間ちょっと。