2012年7月18日水曜日

いどむ


『 内部から流れ出るようなオレンジ色の造形には、いい知れぬ生命力を感じ、「 躍動する花」をいけてみたいと思ったのです。』
ー いけばな小原流家元 小原宏貴さん ー ( 小原流 挿花 7月号 4頁 )


このいけばな作品を見た時、勝手に生老病死を表現していると感じた。
彼の作品にはいつも、「花が好きで好きで仕方がない」という情熱が溢れ出ている。
圧倒的な存在感だが、押し付けがましさが全く無い。
やはり、作品はヒトそのものだと思う。

伝統、現代、表現について、彼と語り合うと話が尽きない。

その情熱と一途な探究心で、間違いなく世界に認められる表現者になるはずだ。

次に会った時にも、きっとまた話が止まらなくなるだろう。