「今日の茶の美術の在り方に徹底して取り組みたい」というお考えで
林屋晴三先生が続けていらっしゃる茶会は、36回目を迎えた。
会場となる新宿の柿傳には、毎回大勢のファンが詰めかける。
人間国宝から若手まで、現存の作家の作品を従来の常識を破って取り合わせられる。
和やかな雰囲気で進められる茶会は、
流派も茶道の経験も、服装も問わない、他には見られない茶会だ。
林屋晴三先生が続けていらっしゃる茶会は、36回目を迎えた。
会場となる新宿の柿傳には、毎回大勢のファンが詰めかける。
人間国宝から若手まで、現存の作家の作品を従来の常識を破って取り合わせられる。
和やかな雰囲気で進められる茶会は、
流派も茶道の経験も、服装も問わない、他には見られない茶会だ。
林屋先生が作り出す現代の茶の湯の世界に、出席者は皆まず驚く。
今までの茶室には無かったものがそこにあり、次第に皆、心地良くもてなされる。
道具や掛け物、お菓子、花について伺いながら、
それらに触れながら楽しませていただく。
亭主と客、はじめて出会った客同士が互いに、和気あいあいと道具について会話を重ね、
この瞬間を共にできた喜びを分かち合う。
亭主によって道具が活かされ、道具によって心と心が繋がっていく。
茶会とは何と楽しい空間と時間だろう!
今までの茶室には無かったものがそこにあり、次第に皆、心地良くもてなされる。
道具や掛け物、お菓子、花について伺いながら、
それらに触れながら楽しませていただく。
亭主と客、はじめて出会った客同士が互いに、和気あいあいと道具について会話を重ね、
この瞬間を共にできた喜びを分かち合う。
亭主によって道具が活かされ、道具によって心と心が繋がっていく。
茶会とは何と楽しい空間と時間だろう!
今回は、私のガラス平鉢「夢で見た花」を菓子器としてお使いいただいた。
笹ほたるという水菓子とともに、夏のお席を涼やかに演出した。
新作の「呼継」も、点心席の床の間で目を留めていただいた。
作り手として、作品に共感していただけることは、この上なく嬉しい。
林屋晴三先生は、次回もまた、客を驚かせ、期待以上に楽しませてくれることだろう。
笹ほたるという水菓子とともに、夏のお席を涼やかに演出した。
新作の「呼継」も、点心席の床の間で目を留めていただいた。
作り手として、作品に共感していただけることは、この上なく嬉しい。
林屋晴三先生は、次回もまた、客を驚かせ、期待以上に楽しませてくれることだろう。