鎌倉の名刹、円覚寺にて
茶会に参席させていただいた。
侘びた龍隠庵で、濃茶をいただく。
柔和な顔相の太田住職が地域の方々と一緒になって龍隠庵を復興する。
席主を務められた林屋晴三先生は「あるべきようわ」という栂尾明恵上人の言葉について語られた。
たまたま同じ空間と時間を共有した者が、一碗の茶を共に喫する。
心地の良い時が流れ、所作に気持ちが繋がる。
一期一会。
一瞬一瞬の共鳴するココロを生み出せる作品を創っていきたい、と深く思った。
偶然、懐かしい顔にも会えた一日だった。