「流派を問わず、今を問う」
今日の茶の美術の在り方に徹底して取り組みたいと新宿の柿傳で続けていらっしゃる茶会には、毎回大勢のファンが詰めかけ、本日で35回目を迎えた。
今回は、十畳の間の床に杉本博氏の「海」。主茶碗は鈴木藏氏の瀬戸黒筒。そして当代 樂吉左衛門氏の焼貫黒。茶入は板谷波山氏の紫褐釉尻膨 銘 「廬山」。
何と贅沢な取合わせだろう。
以前から気になっている小池頌子氏の水指「白き貝」も、独特の存在感を放っていたに違いない。
「今」が活き活きと表現された茶席は、出席者を心から楽しませたことだろう。
菓子器として登場した私のガラス平鉢も、お菓子と良く調和して美しいと喜ばれたと聞いた。
作家として、今の自分が持てる全力でさらなる表現を追求し、亭主の心意気に応えていかなければならないと強く思った。
「今」が活き活きと表現された茶席は、出席者を心から楽しませたことだろう。
菓子器として登場した私のガラス平鉢も、お菓子と良く調和して美しいと喜ばれたと聞いた。
作家として、今の自分が持てる全力でさらなる表現を追求し、亭主の心意気に応えていかなければならないと強く思った。