2015年3月27日金曜日

日本独自の美意識をガラスアートで表現「ガラスの呼継」

茶碗のヒビ割れに美を見出し、「金継」して新たな美を生み出す。
それが日本の美意識「不完全の美」。
日本伝統の精神を礎にした、現代のガラスアートの表現が私のガラスの呼継です。

今日は、思いっきり完全燃焼。
息のあった4人のチームワークで、デッサンを超える力作に仕上がりました。



2015年3月23日月曜日

水彩画でガラスの躍動感ときらめきを表現

水彩画家の柘植彩子さんの作品に、私のガラスコンポートが登場している。


透明の器が単なる形でなく、流動する熔けたガラスの躍動と捉えて表現されている。

複雑に反射する光を閉じ込めたガラスが、アスターを優しく包み込んでいるのが印象的な絵画。



花を生けたり料理を盛ったりと、器は用で表情を変える。

水彩画という手法によって生み出された新たな美。

自分の作品が、人の美意識を通してうつろうことは、とても興味深い。





2015年3月12日木曜日

ロンドン アートフェア 「 COLLECT」の顔に!

ロンドンの Saatchi Gallery で開催される アートフェア 「 COLLECT」の広報媒体に、
今回の出品作品「呼継 YOBITSUGI 」が採用されています。(「 Craft Magazine 」 Issue No.253 ) 



日本の美意識を自分なりに解釈し、現代に「ヒビの美」を表現したガラスアートが
イギリスでアートフェアの告知画像として選ばれたことは、とても光栄&嬉しいです。
責任を持って、キッチリ暴れてきますよ !!

世界中から来られるコレクターさん、楽しみにしていてください。


COLLECT
5月8日(金)〜11日(月)
Saatchi Gallery, LONDON





2015年3月8日日曜日

伊勢丹新宿店 新しい出会い

アートに触れる上質な空間が、伊勢丹新宿店 5階に誕生。

『 日本を代表する作家たちの魂のこもった作品を すみずみまで、眺め、触れ、使う喜び 』がコンセプト。



床、天井、壁。天然木の美しさが活きる洗練された心地のよい空間で、
じっくりと器たちと触れ合っていただけるのは作り手にとっても嬉しい。

隣は、林屋晴三先生監修による茶の湯のスペース。
無垢板をくりぬいた立礼卓や石のテーブルが、現代作家の道具をより美しく際立たせている。

アートは特別なものでなはく、日常の当たり前ものだと、だれもが実感できる場所だ。






2015年2月28日土曜日

創流120周年 いけばな小原流展 「 生命のかたち 」 家元と共に

会場で「いけばな」や小原流の歴史、そして自身の表現についての考えを
5世家元 小原宏貴さんから聞かせていただいた。

枯れて乾いた木の根と少しの緑で”イノチ”を表現する。




盛花で室内に、深山幽谷や理想の桃源郷を作り出す。
花を生けるヒトの思想が、そのまま作品に表れてくるのが、見ていて興味深い。

現代から流祖の時代に遡る展示は、社会的な背景やライフスタイルの変化と共に生きる「いけばな」を感じさせてくれる。


流派を代表する家元として、様式美を伝え、そして残していく。
同時に、一人の表現者として個人の内なる世界をカタチにしていく。



今後ますます、目が離せないアーティスト 小原宏貴氏。

創流120周年 いけばな小原流展 生命のかたち BIRTH AND REBIRTH
日本橋高島屋 8階で
3月3日(火)まで開催中






2015年2月21日土曜日

ココから始まる

オレンジ色に輝きながら、柔らかに動くガラス。

光のような、水のような、空気のような透明のガラスは、1,200℃では、こんなに自由。



茶室の蹲のパーツを、一本ずつ作っています。








2015年2月10日火曜日

チェリーさん、もくもく。フェリーで桜島へ。

今年に入って60回以上噴火している桜島。

鹿児島市内から見る美しい島。


振り撒く大量の火山灰。

至近距離で見る、厳しく神々しい姿。


山頂近くから錦江湾越しに、霞んで見える薩摩半島が幻想的で、

冷たい強風を受けながら、自然との一体感を

「山水に得失なし、得失は人の心にあり」という夢窓疎石の言葉が脳裏に浮かぶ。


初めて鹿児島を訪れたのは、

『第1回現代ガラスの美展IN薩摩』の授賞式だった。

深く暗い宇宙を覆す夜明けの瞬間を表現したガラスの塊。

「 爽 昧(そうまい) 」高さ50cm




あれから20年。

鹿児島での展覧会で、私の作品がどう評価されるのか。

明日から楽しみだ。