重森三玲庭園美術館で
http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/association-jp.html
館長の重森三明さんから三玲先生の様々なお話をうかがった。
庭園には徳島の青石が使われ、植栽は当時の2倍に増やされているようだ。
晩年に作られた庭で、極端に背の高い石は使われていないが、
三玲先生らしい、頑固で生命のエネルギーが溢れる石組だ。
三明さんが自ら庭木の手入れをしてるそうだ。
苔の水やりは1日3回、三玲先生も喜ばれているに違いない。
ご自身でデザインされた照明。
別の部屋には、イサムノグチ氏デザインの照明が使われていた。
茶筅以外の道具をすべてガラスで用意された「ガラス茶事」についてもくわしくお話しくださった。
ガラス茶事についての記事があるとお聞きし読んでみた。(頑固そうでイイ)
継承と革新に対する考えがよく理解できた。
京都での最後の目的地。
尊敬するアーティストのアトリエを訪問。
色使いの美しい作品の生まれる場所は、
氏の創作の源が詰まった濃密な空間。
また今回もエネルギーをたくさんいただいた。
次へと続く創作のタネを抱えて帰路につく。