2017年10月8日日曜日

< 脳ミソ入れ換えの旅 11  チェコ TURNOV >

プラハから北へ80Km。
ガーネットの産地としても有名な Turnov。
宝石、ガラスの加工関連会社が集まる、自然豊かな美しい街。

20数年前から愛用するガラス研磨用具のメーカー2社を訪問した。

DIASには、ガラスを削るダイヤモンド砥石をオーダーメイドで作ってもらっている。

DIASの次期社長(左) Ondrej Romany氏は、身長197cm の好青年。


社長、技術部長、次期社長の熱烈歓迎を受け、工場を案内してもらった。



モーゼル、ボヘミアクリスタル等のガラス工芸の歴史が長いチェコ。
ガラスの加工には欠かせないダイヤモンド工具を作り続ける工場は、
伝統的な旋盤などの機械とコンピューター制御のハイテクマシンが共存する楽しい空間。



職人さんの手仕事も大事な工程。



日本とチェコの道具に関する基準や慣習の違いも、現物を前に直接会って話せば一発解決。
更に使い易いものを作ろうと、細かい要望にまで真摯に耳を傾けてくれる姿勢が頼もしい。




POLPURは、ガラス研磨工具のメーカー。
木やコルク、石で作った古くからの道具に変わる素材を独自に開発し、
今やヨーロッパを始め世界のスタンダードになりつつある。



























良い道具は作業工程の効率化だけでなく、作り手の気持ちまで高める。
ありがとう Brustmann 親子。
これからは研削研磨工具を使うたび、彼らの顔が浮かぶだろう。



会社訪問の後、POLPURのBRUSTMANN社長が、TURNOV近郊を案内してくれた。

ガラス学校 Zelezny Brod。
彼もこちらの卒業生。




ガラスアートのギャラリーには、とっても珍しい作品達。




チェコ第一のガラス作家 Libensky氏の義父の フィギュア作品が展示されていた。






伝統的なカットガラスやチェコが誇るエングレービングの作品も。




最後にこの地域の伝統的な建物。
綺麗なログハウスは屋根瓦も木製。






プラハに戻り、翌朝のアムステルダムへのフライトの準備。

チェコにはまた必ず来ます。
次は自然を満喫しに。