2015年4月17日金曜日

光のように 水のように

マンションの一室に、施主様の思いが詰まった茶室が完成した。

茶室への入口に、心身を清める空間の制作をご依頼いただいた。



複雑に反射する透明のガラスは、光となり水となり、別世界への誘いの役割も果たす。

1200℃のトロトロに溶けたガラスから1本1本鋳込んだ輝きは、
共に設置される手水鉢を優しく包み込むだろう。

手元から離れる前に、愛おしさを噛み締め、制作途中の工房で撮影した。