2014年5月31日土曜日

名古屋タカシマヤ10F画廊の前に、坪庭が登場

名古屋で開催中の西中千人展。
まず、ご覧いただきたいのが、ガラスの坪庭です。


 光のような、水のような飛び石を渡ると、ガラスの呼継の手水鉢がお迎えします。



 呼継の鉢に張った水がキラキラと輝く様子を、太陽の下でも見たいわ!というお声や、ご家庭の中庭や、小さなスペースでもガラスの庭を楽しめるのね!と、好評です。

ガラスの呼継


茶碗にとって「死」であるはずのヒビ割れの中に、美を見い出した茶の湯の先人。
禅の思想を礎に、生と死を哲学したサムライが発見した美を、ガラスで表現した呼継。
400年の伝統をいま、新なカタチで。

ガラスの呼継もガラスを取り入れた日本庭園も、日本の伝統の精神が活きた新たな表現として、伝統的な日本の美意識と新鮮さの両者を感じていただけているようです。

「西中千人ガラス展」
 6月3日まで、ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階美術画廊で開催しています。