『 日本の美意識を礎にした西中千人の美の世界を感じて欲しい 』
この想いをカタチに、今年も猛進いたします。
陶芸の修復技法である金継の「欠点を魅力に変える」精神から生みだしたガラスの呼継 (よびつぎ)。
「自分自身を叩き壊して新たに生まれ変われるか?」、 「今の延長上に未来があるのか?」と問いかけてくるようです。
嬉しいことに、グラフィックという他のジャンルからも「生み出すために壊す」姿勢を認めていただくことができました。
もうひとつの取り組みである「ガラスの庭プロジェクト」も、今年は大きな発表の場をいただくことになりました。
日本庭園の飛び石や垣根、蹲をガラスに置き換えることで、光という新たな要素を取り込み、伝統の上に現代の庭を目指しています。
ガラスという素材が室内を飛び出し、様々な空間でヒカリと成り、心を照らし、人を震わせるような表現を追求していきます。
西中千人