いよいよ個展ツアーのスタートも迫り、ますます気合いが入っています。
今シーズンの自信作のひとつ — 呼 継 —(よびつぎ)。
今シーズンの自信作のひとつ — 呼 継 —(よびつぎ)。
艶やかな着物をイメージした色ガラスを金地のガラスに熔かし込んで創りました。
日本の美しさを表現できたと自画自賛しています。
呼継とは本来、割れた欠片を繋ぎ合わせる陶芸の技法ですが、
独自の解釈で発展させ「ガラスの呼継」を生み出しました。
呼継は、個々を繋ぎ、新たなものを生み出す「再生」を意味する作品でもあります。
蓋は、京塗の山科 川瀬表完先生の作で、今回は、目にも涼やかな木地です。
いつも、ガラス作品の個性を尊重しながら、茶道具として正式な蓋を作ってくださいます。
来週13日から始まる ニューヨークのアートフェア 「 SOFA 」にも、この呼継のシリーズを出品します。
レクチャーでは、「日本の美意識」をきっちりお伝えしてきます。
国内の個展は、4月20日からの岐阜高島屋を皮切りに、6カ所で開催します。
どうぞ、お楽しみに!
西中千人展 スケージュール ▶ http://www.nishinaka.com/exhibition.html