2019年9月1日日曜日

2019 北極へ向かう旅 7 最終章


北極圏とアイスランドで地球の生命活動を目の当たりにし、
惑星規模の時間とスケールの中で、宇宙の片隅に一瞬だけ生きる小さな自分を実感した。



その後、オーストリアで人間が作り上げた文化に浸る。
ハプスブルク家の興隆で、ウィーンを中心に栄えた音楽も建築も絵画も彫刻も、全ての表現は人々が精一杯に生きた証。
「その時代に、その場所に居たら どんな表現をしただろう?」と考えながら先達の技や想いに触れた。





「今生きている我々は、同じ人間として未来に何を残せるのか?」

138億年の宇宙の中で

何百万年も変わらないモノ 
 
千年単位で消えていったモノ

数十年で変っていくモノ

アッという間に無くなるモノ

どんなに飾りたてても「 本来無一物」

だからこそ「この一瞬を生きる」を体感させてもらった旅だった。


自分ゴトとして、さぁコレからです !!!







2019 北極へ向かう旅 6

ウイーンからスロバキアのブラチスラヴァへ。
地元の人に混じって、のんびりドナウ川クルーズ。



ウィーンの街を川から見る。
新しい時代、古い時代、それぞれに生きた人々の日々を思いながら。




川沿いの景色を眺めながら、行きは片道3時間の船旅。
船内はドイツ語のアナウンスなので全く聞き取れず、それがかえってユッタリします。
(薬科大学時代にドイツ語を真面目に勉強すればよかったと反省しながら)



川沿には、領土を争った時代の城跡があちこちに。
今も昔も人間の業は、、、、





スロバキアの首都 ブラチスラヴァに到着。

予約してた電動アシスト自転車がまさかの故障!で自力自転車に変更!
急な坂道を延々と登ってブラチスラヴァ城へ、予想外に地味な城でした。



屋根のオブジェ。何だろう⁉
コンセプチュアルすぎて解らない。



地球モチーフの噴水の周囲を走ってみる、月になった気分で !



北極帰りの身には、こたえる暑さ !!!
直射日光浴びてのサイクリングの後は🍉スイカで生き返った気分。
健康って素晴らしい‼︎ 生きてるぞ〜。



東ヨーロッパが薫る彫刻が目の前に設置されて、
古くからの建物は少し迷惑そうに感じたのは私だけかな?
数百年後には、イデオロギーなんて大したことではないかも。



ブラチスラヴァを夕方出発し、ウィーンへ戻る1day cruise.
時間キッチリに船は出航します、乗客が全員乗ったかどうかのチェックなんてありません。



帰りは川の流れに逆らって進むので6時間かかります。
船内ではデザートブッフェ(食べ放題)そして夕食と、皆さん食べて飲んでばかり。
夕暮れに包まれながら、ますますノンビリしてて笑っちゃいました。
『時間』って幻想なのかもしれない? と考え直すイイ機会になりました。


              ~~~~~~~~~~~~~


朝から車でハンガリーの首都ブダペストへ。
どこまでも続く農場風景。
オーストリアの農業では、農薬や化学物質の使用が一切禁止されている。



農場の間に設置された たくさんの風車でGreenEnergyを生み出す。
国民は、従来の電力か グリーンエナジーかを選びます。
自らの未来を作っていくために Quality of Life の価値基準を選択する。
一見して長閑な景色には、未来への責任が根付いている。

驚いたのは環境に対して、また自分の街に対して愛情と誇りを持っている人が多いこと。
ホテルのジムのトレーナーは、ウィーンの水道水を誇らしげに勧めてくれた。
「ウォーターサーバーの水よりもフレッシュで冷たくて美味しい」と。



ブダペスト
ドナウ川をはさんで BudaエリアとPestエリア
ドナウの真珠と言われるだけあって綺麗な街です。




人・ひと・ヒトでごったがえす中央市場でのランチ。
好きなモノを指差してオーダーします。
デッカイ豚足を注文、付け合せはとても酸っぱいキャベツ。



聖イシュトヴァーン大聖堂では、青空の下 結婚式をしていました。
スーツケースを引きずりながらの参加者が何人もいて、
新郎新婦は皆んなに愛されているんだな〜。



天窓の綺麗な細工に、地域の人々の信仰の深さが感じられます。



レトロな路面電車が古い町並みにとってもマッチ。
時代の感覚を忘れそうな電車に乗ってみたくなりました。


行きと帰りに、ハンガリーとオーストリアとの国境を通過します。
以前は、結構シビアに出入国検査がおこなわれていたらしいが、
今は「たまにパスポートチェックがある」程度。
この日は素通りでした。










2019 北極へ向かう旅 5

アムステルダムに入港後、そのまま空路ウィーンへ。



着いた日が日曜日だったので、スーパーもレストランも全て閉まっていて驚きました。
日本でも流行りの「働き方改革」かな?


3週間ぶりに陸のホテルで眠る。
地球の表面の70%は海なんだって、いまさら感心したりします。


ウィーンの街を散策。




今回は、美術史美術館にハマりました。

心に刺さった古代エジプトの石棺。
綺麗に造形された表面全体にヒエログラフがビッシリと彫り込まれている。
顔の表情が、たまらなく魅力的。
亡くなった方に対する想いを 生きている人が力いっぱい表現してるんだ。



別の石棺の内部には、壁面にも底にも彫刻がビッシリ。



別の(死後)世界の人々に何を伝えたかったのだろう。
それとも、死者に対するメッセージ?



当時の人々は、どのように生きて、また、死をどう考えていたのだろう?
自分がその時代に生きてみたいと強く感じさせられた。
でも、できれば死後に穿り返されたくないなぁ。


珍しいクリムトの壁画







美術館内の「世界一美しいカフェ」でひと休み


見上げる天井も素晴らしく綺麗です。




路面電車に乗ってシェーンブルン宮殿へ



戦争ではなく結婚で国を治める、ハプスブルグ家の女帝マリアテレジア。
彼女が死の直前に見たグロリエッテからのシェーンブルン宮殿。
波乱に富んだ人生の最後に、彼女は何を見たのだろう?





ホーフブルク宮殿の王宮宝物館

王様の衣装、権威を示すのってタイヘンなんですね。
(ある意味コスプレですから)



3種の神器という概念は世界に共通する事実にも驚きました。



自由な造形に惚れました。



フンデルトヴァッサー ハウス
自然とともに生き成長する建築、哲学的で人間のための住空間。
部屋の床や壁が平らじゃなかったりたりします、今も賃貸住宅として大人気の現役です。



市庁舎では映画フェステバル開催中。

この建物の前にスクリーンを貼って、クラシックやロック、またダンスパフォーマンスの映画が上映されます。
食べ物の屋台もたくさん出て、多くの人で賑やかです。
この日は、80年代に 「99 Luftballons」が大ヒットしたドイツの歌姫「NENA ネーナ」の最近のライブ映像でした。


歴史と今を当然のように融合させるのが『伝統』の解釈なんだと実感。


夜、聖チャールズ教会でのコンサートに。


急な雷雨の中で聴いたOmbra mai fùは、天から降りてくる大きな気配を感じさせるパフォーマンスだった。



ウィーンといえばスィーツというだけあって、どれもこれも美味し過ぎてやばいです。
女帝 マリアテレジアが体重150Kgになってしまうのも納得 !!!





2019年8月31日土曜日

2019 北極へ向かう旅 4


アイスランドの圧倒的大自然に別れを告げ、
船はレイキャビク からイギリスに向かって南下。

Scotland の Invergordon に入港。




Scotland 最古のDunrobin Castle 
800年も前に造られたとは思えない気品ある美しさ。





北海を見下ろす高台に建つ古城には 、今も当主が住んでいる。
189の客室に、絵画や家具、調度品が綺麗に手入れされている様子は、
13世紀から時間が止まったようにも感じられる。

大切にされて残っていくもの
どんどん変わっていくモノ。




城内では鷹狩の訓練を見せてくれる。
鷹とオジさんの信頼関係にビックリ !! 愛と時間をかけて築いてきたんだろうな。


何故かフクロウも!?




敷地内の別館には歴代当主のコレクションを集めた博物館が。





近くの町 Dornoch へ。
地元のお祭りに紛れ込んだ。
スコットランドといえば、やっぱりバグパイプですね。





キッチンカーで、スタッフのお姉さん達に勧められるまま初ハギス!!
ハギス(Haggis)は、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理。
彼女たちのオススメのソースをかけて食べた ハギスのバーガーは、
くせがなく肉肉しいパンチがあって超美味。
郷に入れば、、、ってやつですね。
特別にハギスをたっぷり増量してくれました。



食べ物を選ぶ際には、店の人に好きなモノを聞くと、
どこの国でも、たちまち笑顔でオススメを教えてくれる。
食の楽しみに国境はないんです。




ここで
船の旅  番外編


船の最前部にあるスポーツジム

朝7時のストレッチのクラスに、ほぼ毎日参加する規則正しい生活。
トレーナーのリサはウクライナ出身の美人さん、人気者でした。

陸に上がらず航海が続く日は、
十分に設備的が揃ったスポーツジムで何時間も汗を流す。


北極海の氷河を眺めながらの腹筋は気合が入ります。





週に1回の頻度で、ドレスコードがフォーマルの日があります。


しっかりとお洒落してディナーに向かいます。



ステーキはブルーで!!!

一皿ずつが日本の基準より大きいので、ついつい食べ過ぎます。


スフレとクリームブリュレー
別腹がワキ腹になるのが分かっていてもヤメラレマセン。
明日もジム行こう。




毎晩、ステージではダンスやマジック、コメディーなどのエンターテインメントがあります。

寄港地に関する文化や経済、歴史等のレクチャーや、クラシックコンサート、料理教室やパソコン教室、ダンスレッスン、卓球大会、船の調理場ツアーなど.......船内のあちこちで常にいろんなイベントが開催されているので、船から外に出なくても一日中楽しめます。

プールやテニスコート、エステ、映画館、図書館、ピアノバー、カジノ.......
自由に自分の時間を生きてます。



北極で入る露天ジャグジーは格別です。
氷河や雪山、白夜の太陽を眺めながら、自分自身の小ささを冷たい空気が教えてくれました。




レストランは、ハンバーガースタンド、ピッツェリアから、食べ放題ブッフェ、カジュアル イタリアン、豪華フレンチまで選べます。

アフタヌーンティも毎日やってます。
(油断すると、どれだけでも大きくなっちゃいます。)




20日間のクルーズの旅は、帰港地のアムステルダムヘ。。。




Ms. Rotterdam  
6万トン  238メートル
乗客1400人 クルー600人


レストラン業務に携わるインドネシア人クルーのルキは、昨年の南米クルーズでも一緒だった!偶然の再会に驚き!
1400人の乗客がいても覚えていてくれる。嬉しいですね。