2016年11月27日日曜日

大分展 番外編



羽田空港から大分トキハ本店に到着してまもなく、館内でサイレンが鳴り響いた。

その後、「火事です。落ち着いて避難してください。」と、館内放送が。
訓練かな?と思い、辺りを見回すと、
職員の皆さんが手際よくお客様を誘導する姿。

エレベーターやエスカレーターは使えないので階段で避難。
階段では若い職員さんたちが、お客様を車椅子ごと持ち上げて
テキパキと7階から1階まで避難を手伝っていた。

素晴らしく落ち着いた避難誘導に、感動的な安心感だった。

大事に至らず、よかったよかった。
次の日は、朝から通常営業。






大分府内城跡と松栄神社を繋ぐ廊下橋。
かつての府内城は、海辺に面し、白土の塀と水上に浮かぶその姿から、白雉城と呼ばれていたそうだ。
四重層の天守を持ち、23の櫓と5つの門、3箇所の廊下橋が築かれていた。
戦災でほとんどが消失したが、
現存する宗門櫓と人質櫓、そして堀、塀、石垣が大分県指定文化財。

再建はこれからのようだ。
ゆったりした空気感の素敵な場所だった。






2016年11月23日水曜日

大分展。また大きなエネルギーを分けていただいた。

大分での個展が終わった。

私にとって個展とは、
作品発表の場であると同時に、お客様と心を通わせる機会でもある。

お客様は、忙しい仕事の合間に時間を作って、
また、遠くから時間をかけて会場にお越しくださる。

そして、「あなたとあなたの作品について聞かせて欲しい」と、
作品を通して私の生き様にも、気持ちを傾けてくれる。

芸術作品、芸術家というのはどういう存在なんだろう?
いつもあらためて、社会に自身を問い直す。

私にとって、芸術作品とは、
技術や感性を道具として
素材と深く語り合い、自らの想いを憑依させて
目に見えるように色と形を創り上げるものだ。

だから、今を生きる作り手の「心の在り方」が現れる。

私の作品に共感してくださる方の多くは、
社会で戦い続ける紳士&淑女。

ご自身の生き様や価値観と私のそれが共鳴するかを
作品を通してを見極める。

また、私自身もその方々から叡智をいただく。
楽しいだけではなく、次のステージへ成長するための切欠きになる。


大分展で、また大きなエネルギーを分けていただいた。
さぁ、コレからです。












大分で個展を開催します


大分で個展を開催します。
再会を楽しみにしてくださるお客様がいらっしゃるのは、とても有難いことです。
2年間の深化?に審判が下される期待と緊張!!!

19(土), 20(日)は会場に居ります。
ー「 呼継 --- 生命の煌めき--- 西中千人ガラス展 」ー
11月17日(木)~23日(水・祝)
大分トキハ本店 7階 画廊
10時~19時(最終日は16時30分まで)










2016年11月15日火曜日

沖縄へ


アートに対する考えや、自身の作品に込める想いを
今までとは異なる方法で、異なる方々へ解りやすく伝えたいと考えていました。


聖なるエネルギーが溢れるこの地で、新しいプロジェクトのスタートです。


自身の内を振り返り、深く見直すことから始める。


シンプルに純粋に、感じたままに真理を追究する。


過去を知り、今を感じ、そこから未来を創る。



じっくりと整理すると見えてくるモノがある。

新しいOSが生まれてくる実感。


来年の夏には発表できると思います。

お楽しみに!!









CHICAGO その2

ちょっと街歩き。
シカゴ川沿いに建ち並ぶビルが、個性を競い合うのもシカゴの魅力。


今が話題のあの人のビルも輝いています。
この1週間後、本当に大統領になるとは!?、驚きです。


ミレニアムパークの "The bean"。
屋外に設置して、いつもピカピカ。よくここまで磨き込んでいるものです。


滞在中は天気に恵まれ、Windy Cityの名を返上して風もなく気持ちの良い秋のひと時を満喫しました。
また、地元の Chicago Cubs がワールドシリーズ チャンピオンズで優勝、という108年ぶりの快挙!!
パレードで大通りが通行止めになるなどの大騒ぎも重なり、街中が活気に満ちていました。
(前回の優勝はT型フォードが発売される前、という報道を聞いてまた驚き)


さぁ 新たな章の始まりだ、自然体で行こう。








アートフェア SOFA CHICAGO

シカゴ アートフェア SOFA ( Sculpture Objects Functional Art and design ) に参加しました。
www.sofaexpo.com/




アメリカのでリアルなアートワールドに浸り、世界の今を肌で感じています。
世界中から集まったコレクターさんやアーティストと接している中で、
社会の流れや、表現者としての使命を客観視できました。
これから先、自身の方向性もシッカリ固まってきています。  
とってもイイ感じです。



アメリカ最大のガラスの博物館であるCorning Museum of Glass のキュレーターやガラス関係者が、私の作品に興味を持ってくれました。
ヒビに美を見い出し、欠点ではなく個性として魅力に高めた新しい表現には、
ガラスアートが盛んなアメリカでも、斬新な表現に目を留めていただいたようです。
「ガラスの呼継」
感性と技術の根底にある「心」を、文化や言語が違っても伝わるように
アメリカでもキッチリと広めていきますよ。